『13デイズ』(2000年) 10点
キューバ危機を、ケネディ達ホワイトハウスの対応を中心に描いた映画。
好戦的な軍による、キューバへの空爆と侵攻という提案しか対応策がなさそうな状況で、
なんとか軍事衝突を避けつつ、キューバに建設されつつある核ミサイルを撤去させられないか、
今ほど情報通信網がない時代に、限られた情報からソ連側の意図をどう読むか、
神経を削がれる中、事態は好転せず、2時間延々と緊迫した空気が漂い、個人的には見入ってしまった。
事実から外れてるところもあるようだが、基本的に実在した人物で話は進む。
太平洋戦争時に東京大空襲などを指揮した「鬼畜ルメイ」ことカーチス・ルメイも軍部の一人として、
また、妥協案として海上封鎖を提案し、軍の実行を監視したマクナマラ米国防長官も登場する。
終盤に、ケネディの机に置いてあった碑文がとても印象的だった。
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『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』(2003年) 7点
大戦中は軍に所属しルメイの下で日本の爆撃の立案にも参加、キューバ危機やベトナム戦争の頃には国防長官だった
マクナマラ(本物)が延々と過去を語るドキュメンタリー。
2009年に93歳で亡くなっているが、このドキュメンタリー撮影時では、高齢を全く感じさせないほどに、非常に明瞭に喋っている。
・キューバ危機は本当に核戦争ギリギリだった。「なぜ回避できたか?運が良かっただけ」
・カーチス・ルメイが、いかに好戦的で非情(しかし指揮官としては優秀)だったか。
・「NYに匹敵する東京は51%、LAと同規模の名古屋は40%、、、」と空襲で破壊された都市をアメリカに例えて羅列
など前半は印象的な話が多かったが、後半のほとんどがベトナム戦争に割かれそこはイマイチだった。
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