◇ボールパーク 広島・鈴木誠也外野手

 父・宗人さんの教えは単純明快だった。「勉強するなら、走ってこい!」。
おまえは野球で食べていくんだ――。子供の頃から言い聞かせ、
誠也も夢に向かって突き進んだ。東京の下町、荒川区町屋。
区立第九中3年時、体育と社会以外の7教科で通知表は「オール1」だった。
明けても暮れても野球。まさに町屋を舞台にした漫画「巨人の星」の、
星一徹&飛雄馬の親子のようだった。