G小林誠、捕手2冠射程 打率1割台で終われば82年山倉以来の“怪挙”
夕刊フジ 9月3日(土)16時56分配信

G小林誠、捕手2冠射程 打率1割台で終われば82年山倉以来の“怪挙”
巨人の“正妻”小林誠の課題は打撃だ(写真:夕刊フジ)
 トホホな珍記録が生まれるかもしれない。阿部の故障などで、今季の巨人の指令塔を務めている3年目・小林誠司捕手(27)は、9月2日現在で両リーグワーストの打率・199。
規定打席数をクリアした上で1割台に終われば、プロ野球史上では1982年の巨人・山倉和博捕手(・196)以来34年ぶりの“怪挙”となる。

 「いいキャッチャーになっていきたい」と謙虚に語るが、投手のリードで頭がいっぱいといった様子だ。

 それでも、今のところセ・リーグ球団の捕手では唯一、常時出場し規定打席をクリアしている。ゴールデン・グラブ&ベストナイン両賞の有力候補といえる。

 6月16日・楽天戦(東京ドーム)で左肩に死球が直撃。「左肩甲骨棘下窩骨折」と診断され同22日に出場選手登録を抹消されたが、驚異的な回復で16日後の7月8日に再昇格。
チームが消化した121試合中の107試合でスタメンマスクをかぶっている。

 「打撃は高校生レベル」(球団OB)と酷評され、守りでも実績の少ない若手捕手はとかくリードを結果論で批判されがち。一方で“鬼肩”と呼ばれる強肩はリーグトップクラスだ

 ゴールデン・グラブ賞にはたまに『該当者なし』のケースがあるが、ベストナインは必ず全ポジションから選出される。規定打席クリアは条件ではないが、
昨季はセの捕手でただ1人突破したヤクルト・中村がダブル受賞している。

 「(両賞を)取らせてやりたいですね」とは小林誠を指導する村田善バッテリーコーチ。「まだまだ足りない部分もありますが、今季はリードにはっきりした意図、戦略が見えますし、投手との意思疎通もできるようになっている」と成長を認める。

 首位・広島をけん引している36歳のベテラン・石原を推す声もあるが、スタメン出場は74試合にとどまっており、同42試合の会沢らと併用されている。

 巨人の“正妻”は残り試合でどこまでアピールできるか。当然ながら打率は2割台にとどめた方が印象はいい。 (宮脇広久) 👀
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