阪神Vデイリー 球児、配置転換へ 8日G戦で痛恨被弾、来季へ向け正念場

阪神・金村投手コーチが9日、甲子園で行われた投手指名練習に参加し、8日・巨人戦でリリーフ失敗した
藤川球児投手(36)の配置転換を示唆した。今季は先発スタートしたが結果を残せず、中継ぎに再転向。
新たなセットアッパーには松田、サターホワイトの名前が挙がっている。球児にとっては正念場だ。
金村投手コーチは「こちらとしては絶対的な信頼を置いている。メンタル的に切り替えることもできる」と
右腕の心情を察しつつ、一時的な配置転換を示唆した。「球児を楽なところでというのは考えている。
松田、コーディー(サターホワイト)もいいからね。そういうことは考えている」。
苦しい1年だ。4年ぶりにタテジマ復帰した今季は先発でスタートしたが結果を残せず、リリーフに再転向。
7月は無失点と輝きを取り戻したように見えたが、8月以降は失点するケースが目立っている。セットアッパー
こそ、最も輝ける場所だったはずだが…。一方、他の中継ぎ陣に目を向けると5年目松田が台頭してきた。
20試合に登板し、防御率0・72。シーズン途中入団したサターホワイトも、15試合の登板で防御率1・69
と安定感が光る。守護神マテオにつなぐ一角を任せたくなる働きだ。もちろん、球児への信頼は不変。
金村投手コーチは「ブルペンの球はいい。八回の難しいところで失敗して、力みにつながっていると本人も言って
いた。そこを乗り越えてほしい。あれだけ実績のある投手だから」と復調に期待を寄せた。ただし金本阪神が
推し進める「超変革」に聖域はない。来季を見据えて、厳しい立場に追い込まれつつある。シーズン最終盤、
球児が正念場を迎えた。