原口が飛躍したきっかけは、2つのポイントにある。14年のみやざきフェニックス・リーグの試合中に負傷した右肩痛の完全治癒。そして、掛布2軍監督からの「金言」だ。
 宮崎で奮闘していた矢先だった。一塁走者として帰塁した際に激痛が走る。帰阪を命じられ、涙をのんだ。翌年の2軍キャンプでも状態は上がらず、シーズンに入り実戦復帰しても違和感は残った。
2軍戦で打率・220と自慢の打撃がふるわず、苦しい時間を過ごしていた。
 15年のオフ、この年限りで引退した関本からアドバイスをもらう。「肩は毎日動かさないと、固まってしまうから」。先輩は、01年に右肩関節唇損傷の形成手術を経験。実体験を踏まえた助言を生かし、真冬でも毎日キャッチボールを行った。
風呂で肩をほぐし、入念なケアも怠らなかった。現在は全力投球でき、打撃面での不安も全くない。掛布2軍監督は、その点を強調する。
 「肩のケガが治ったことが一番大きいんじゃない?不安もなくなってスイングできるし、右手でしっかり押し込めているからね」。
http://www.daily.co.jp/tigers/2016/05/24/0009114050.shtml