中日は1日、育成の石垣幸大斗投手(20)と来季の契約を結ばないと通告した。石垣は三重・いなべ総合高を経て2014年育成ドラフト2位で入団。
ルーキーイヤーの昨季はウエスタン・リーグで3試合に登板したが、公式戦最後の登板となった同年5月31日の阪神戦(蒲郡)で人生を左右する出来事に見舞われた。

 「イップスです。試合前から肩が痛くて上がらなかったのですが、投げたら案の定ワンバウンドを連発して四球。そこからですねおかしくなったのは」

 以降は「18・44メートルの半分でワンバウンドしたり、球速も120キロ台に落ちたり」と地獄のような毎日。
それでも今季に入って朝倉2軍投手コーチの助言で徐々にイップスが解消され、球速も140キロ台に戻り、フリー打撃の打撃投手も務めることができるまで回復した。
しかし前日の先月30日、「あした(1日)球団事務所で大事なお知らせがあります」と非常な通告…。

 「涙が止まらなかったですが、今は晴れた気持ち。トライアウトを受けて、あわよくば(他球団に)取ってもらって、中日の全員を見返したいです」。
入団時は「メジャーに行く」と大きな夢を語っていた20歳は、まず11月12日の12球団合同トライアウト(甲子園)に挑む。
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