2016年ドラフト情報「即戦力か、将来性?」 スカウトの眼力が試される難解の年(オリックス編)
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夏の甲子園大会後と9月の両スカウト会議で寺島成輝(履正社/左投左打)を推す声が強くなり、
「田中正義(創価大)か、大阪出身の好左腕か」で、二分されたという。
「寺島は一軍デビューまでにさほど時間が掛からないはず。『即戦力』の報告がされたから、田中か寺島かでモメ始めたんです」(関係者)
「2位、3位でも即戦力投手の指名にこだわる」

田中、寺島のどちらに決まるにせよ、重複は覚悟しなければならない。重複を避ける場合、もしくは「外れ1位候補」だが、
オリックスは立正大の右腕・黒木優太(右投左打)を好評価しているという。黒木は「天性の先発投手」とも評されている。
立ち上がりから9回のゲームセットまで150キロ近い真っ直ぐの速度が落ちない。
「下半身が使い切れていない」との手厳しい評価も聞かれたが、大学で急成長した投手なので「伸びしろはある」とも解釈できる。

「白鴎大・中塚駿太(右投右打)を熱心に追い掛けている」との情報も聞かれた。
先のチーム関係者は「野茂の真っ直ぐを思い出した」とも話していた。
高校生外野手の鈴木将平(静岡高/左投左打)も高く評価しているそうだ。広角に打ち分ける技術、守備範囲の広さもそうだが、
チーム関係者は「走塁センスがいい」と話していた。こちらはイチローを重ねて見ているのだろうか。