「(今季の)最後は一塁をやったりもしたけど、来年はまだ…。(捕手をやるには)やっぱり肩の状態だよ、正直…。秋と来年の春まではキャッチャーとして見るよ、一塁と併用させながら…」
 今季、原口の盗塁阻止率は・233。小林(巨人)の・356、石原(広島)の・333ら他球団の正捕手と比べるまでもない。
14年に右肩を痛めて以来、送球難を抱えることは原口自身、自覚する。守備面のウイークポイントさえ克服できれば、主戦捕手への道は大きく開ける。
金本監督は来春2月のキャンプ終了までをリミットに設定し、まな弟子のポジションを「見極める」と初めて明言した。

 「肩の状態が悪いと捕手としての練習がなかなか…。どちらかといえば肩の調子を上げるリハビリトレーニングをやらせるように、トレーナーには言ってある。
この秋にどう鍛えて、春に“捕手としていけるじゃん!”となるのか“捕手としては厳しい”となるか。このひと冬を越してみないと分からない。そういった意味でもきょうが第一歩ですから」

 矢野作戦兼バッテリーコーチは4日、来季の正捕手を「1人か2人に絞る」と話した。今季は6捕手がマスクをかぶり、扇の要が定まらなかったことも4位低迷の要因だ。
原口は規定打席に79打席足りなかったものの、打率・299、11本塁打の打力はライバルを凌駕(りょうが)する。FAや新助っ人次第で一塁は不確定要素が強い。
来春2月までの5カ月間、捕手原口の適性が試される。