広島1位・加藤が好投、スカウト「先発も抑えもできる」

2016年10月30日
10/30、西日本スポーツ8面より

2016広島ドラフト1位 加藤拓也
慶応大・投手

慶大が3―1で早大に競り勝ち先勝、2位確定に王手をかけた。
広島がドラフト1位指名した慶大・加藤拓也投手が1失点完投で今季5勝目、現役最多の勝ち星を25まで積み上げた。
12三振を奪って、史上16人目となる300奪三振もマークした。

301個目の三振をこん身の直球で奪って試合を締めた加藤拓は
「マウンドに上がって抑えるだけ。自分自身が変わることはない」と、ドラフト後も意識の変化はないと強調した。

8回1死、日本ハム2位指名の石井を見逃し三振に仕留めると、ガッツポーズ。
これが、中日がドラフト1位指名した明大の柳に次ぐ史上16人目の300奪三振達成。
「相手がどうとか意識はしていなかった。勝つことしか考えていなかった」と胸を張った。

この日の最速は149キロ止まりだったが、最後まで球威が落ちずに7四球を許したが3安打、1失点。
広島の苑田スカウト統括部長は「高めに抜けるような球がなくなった。先発も、抑えもできる即戦力」とほれ直した。

現役最多の25勝となった加藤拓は
「1年生から投げさせてもらったことを考えると、もっと勝たないといけなかったというのもある」と4年間を振り返った。

(10月29日 東京六大学野球 慶応大 3―1 早稲田大)