阪神未来の中継ぎエース金田、オリックスに獲られた
[2016年12月16日11時10分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1752603.html

 ああ、未来の中継ぎエース候補が…。阪神の来季5年目となる右腕金田和之
投手(26)がオリックスに流出することが15日、分かった。FA移籍した
糸井嘉男外野手(35)の人的補償を検討していたオリックスが候補を金田に
絞り、阪神側に通達した。今日16日にも発表される。阪神にとっては分厚く
したい中継ぎ陣の中でも成長株の右腕を失うことになった。

 覚悟していたとはいえ、阪神が痛い代償を払うことになった。糸井の人的補
償で来季5年目右腕の金田が移籍することが判明した。オリックスはほっとも
っと神戸で、2回目の検討会議を実施。福良監督は結論が出た会議後、阪神サ
イドに配慮して名前を伏せながら「人的補償に決めました。投手でいきます」
と明言。「20代で140キロ後半は出る。うちでは中継ぎになると思う。来
年の1軍戦力になってくれると思います」と対象選手のシルエットを明かした。

 オリックスは福良監督が台湾ウインターリーグの視察から帰国後の9日に、
1回目の会議を開いた。阪神から届いたプロテクト28人の名簿から漏れた選
手を協議。福良監督は「来年の1軍戦力になるかどうか」と判断基準を挙げ、
ポジションや左右にこだわらない考えを示していた。そこで投手3人に絞り、
金銭補償を選ぶ可能性も含みながら、この日までに候補選手を再調査していた。

 オリックスの長村球団本部長も会議後に「最低限のマナー」と選手名を明か
さず、阪神球団に結論を伝えたことを明かした。ここまで獲得候補を検討する
中で、福良監督と意見が一致していたという。「戦力に厚みを加えられる投手
。真っすぐも変化球も1軍の戦力になりうる」と期待した。