FA移籍組では、昨オフの目玉と言われた糸井嘉男が、チームに新しい風を吹き込みそうだ。日本ハム、オリックスとパ・リーグで13年プレーした糸井が、初のセ・リーグとなる阪神に移籍。金本知憲監督が「すべてに期待」という糸井は3番・センターで3試合にスタメン出場し、
15打数9安打の打率.444と好スタートを切った。開幕戦では「昨年、セで最も印象に残った投手」というジョンソンから2本のタイムリーを放つなど、3安打3打点の活躍で、チームの開幕戦勝利に貢献した。ノーヒットに終わった第2戦も、第1打席で先制の犠牲フライを放ち、
その後も2つの四球を選ぶなど、持ち味のひとつである選球眼の良さも見せた。第3戦は大敗を喫したチームの中で、唯一の得点となる移籍第1号本塁打を放って、ひとり気を吐いた。1、2戦はフル出場した糸井だが、3戦目の第3打席で右ひじに死球を受けて途中交代となった。
昨年は貧打に苦しんだ阪神打線が、開幕から2試合連続2ケタ安打と、大きく印象が変わった要因のひとつが、3番・糸井の存在であることは間違いない。