選手会、「2軍選手ドラフト」導入要望へ 若手の“飼い殺し”解消策

悲願の移籍活性化に選手会が動いた。5期目の就任が決まった嶋会長が「前々から、もっとチャンスを得たい、というファームの選手たちの声があった。今回は行動に移そうという意見が多数、出ました」と“ルール5ドラフト”導入の検討にいたった経緯を説明した。
プロ野球では支配下登録70人のうち、1軍の出場枠は28人。厳しい世界ではあるが、ポジションがかぶっているなどの理由で、2軍でくすぶっている例もある。嶋会長は「他のチームならチャンスがあるかも、という選手はいる」と証言した。

ルール5ドラフト
 米大リーグで実施されている一定期間を経たマイナー選手を他球団が獲得できる制度。MLB規約の第5条に規定されていることから「ルール5」と呼ばれる。12月上旬のウインターミーティング最終日に行われる。
入団から5年間、メジャーに昇格していないマイナー(メジャー40人枠に入っていない)選手が対象。メジャーの同じポジションに有力選手がいて昇格できず、マイナーで“飼い殺し状態”になっている選手の救済措置として考案された。
選手獲得の場合、代償として規定金額を相手球団に支払う必要がある。