戦力外→打撃投手の久本祐一が語る「落合GMから直電」の深い意味
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2016/12/22/_split_gm/

久本 (中日の)落合GMから「打撃投手をやってくれないか?」という直電があった話を、どうしても全国レベルで、お伝えしたかったからです。
昨今の報道などでは、落合さんの印象は悪く見られがちじゃないですか。でも実際は違うんですよ。世間の印象と実際は違うことを僕たちが言っていかないとダメなのかなと。もちろん、
落合さんへの感謝もあります。それで家族ともども番組出演をさせていただきました」

── 落合GMとは携帯電話でやりとりする仲だったんですか?

久本 いやいや、とんでもない。そんな関係ではまったくないです。もともとは今季終了後、広島を戦力外になった直後に、中日の編成の方から「バッティングピッチャーでやってくれないか?」との打診があったんです。
でも、お断りしました。まだ僕には現役へのこだわりがあったので……。トライアウトを受けることを告げると、「その間に、この話は流れてしまうかもしれないよ」とも言われたのですが、それでも構いませんと返事をしました。
(中略)
久本 ここはどこ? 私は誰? みたいな状態になりました(笑)。まず落合さんから「お久しぶり」みたいな挨拶があって、番組でも話したように「眠れてるか?」「どうしてこんな時間に電話したかわかるか?」と言われて、
僕も月火に電話がなかったらダメだってことはわかっていましたから、「はい、わかります」と答えました。すると、落合さんは「だよな」と……。

── 深い意味合いを含んだ言葉のキャッチボールです。

久本 落合さんはギリギリになるまで、電話するのを待っていてくれたんですよ。トライアウト合格の知らせを待ち続ける僕の気持ちをわかってくれていて……。それが「だよな」という言葉にすべて集約されている。
そういう人なんです。そこまで僕のことを考えてくれていなかったら、ああいう言葉はなかったと思います。