金本監督2年目への思い激白 黄金期到来へ若虎たちよ「夢を持て!」
http://www.daily.co.jp/tigers/2017/01/01/0009795474.shtml

 1年前、この場で言いました。僕には夢がある。今、語りたくはないけれど、
どうしてもかなえたい夢があるんだ、と。就任1年目でその夢を現実のものに
できていれば、新年の朝に報告したかった。今年こそは、必ず…。そんな思い
で、2017年を迎えました。

 昨シーズンをひと言で振り返れば、しんどかった。隠すこともないのではっ
きり言います。胃に潰瘍もできたし、頭痛もずっと治らなかった。タイガース
の監督が激務であることは、引き受けた時に覚悟していたけれど、体に異変が
起こるとは思わなかった。主力の不振もそうだし、思うようにならないストレ
スは確かにあった。でも、だからといって、もう球場に行きたくないとは思わ
なかった。

 なぜって、若い選手が日々、うまくなろうと頑張っていたから。うれしかっ
たし、楽しみだった。若さゆえの怖さもあった。きょうはどんなミスをしてく
れるのだろう…と。あまりのボーンヘッドにあ然としたこともあった。ベンチ
で、ドリフみたいにずっこけそうになったこともある(笑)。でも、あいつら
の成長は、生きがいというか、うれしくて仕方なかった。

 タイガースの、特に若い人に言いたいこと。それは「夢」を持てということ。
よく選手に言う。2〜3年だけ調子のいい選手はいくらでもいる。有名だけど、
成績を見れば大したことのない選手もたくさんいる。いい成績を何年も続けら
れるような選手になってほしい。プロ野球といっても大勢選手がいるのだから、
その中でトップを目指してほしい。関西ローカルでちやほやされて勘違いした
選手を見てきた。野球を知らない人でもその名を聞けば分かるダルビッシュや
大谷のような一流を目指してほしい。