――今季のキーマンはズバリ、誰?

 「誰かな。糸井、北條、高山。投手だったら青柳、藤浪かな。ま、みんなよ。
青柳はやっぱり10勝させたいね(昨季は4勝5敗、防御率3・29)。昨年
も打線の援護さえあれば7勝ぐらいしていた」

 ――昨季は若手を自らが鍛えた(注3)。若手の差別化は今季もやっていく

 「差別化しないと育たないと思っている。まだまだ続けていくよ。早出練習
も、バットスイングも。自ら出ますよ。遠征中(自分の)部屋にちょこちょこ
(選手を)呼んだこともあった。それは続けていかないと。素振りの大事さを
伝えて。ちょっとずつ教えて。それを彼らは、消化できたからね」

 (注1) 昨季は甲子園で7連敗を喫するなど26勝36敗1分け。巨人に
も開幕から球団ワーストの9連敗(1分け挟む)を喫した

 (注2) 9月19日の巨人戦から7連勝フィニッシュで4位に浮上。うち
岩貞が3試合、藤浪が2試合に先発した

 (注3) 交流戦明けの広島3連戦(6月24〜26日、マツダ)に3連敗。
借金がワースト7にふくらみ、帰阪した27日の月曜日に、高山、中谷らを甲
子園室内に呼び出し、直接指導。以降、甲子園での試合前の早出など、強化選
手を指定して自ら鍛えた