2014.10.8 11:21
【ありがとう八十年(108)】長池�コ士、投手のくせ見破る天才はダリル・スペンサー
http://www.sanspo.com/baseball/news/20141008/npb14100811210008-n1.html

 ダリル・スペンサーが引っ張ってくれたからこそ、阪急は黄金時代を築けた
のだと思います。チームだけでなく、日本球界への影響力がありました。代表
は、相手投手のくせを見破ることです。

 彼に打順が回るときに相手投手が交代するとしますね。すると一度ベンチに
戻ってきて、棚の横にぶら下げてあるメモ帳を見て、打席へ戻るんです。ある
時、何が書いてあるんだろうと見てみると、英語がびっしり。通訳を呼んで聞
いたら、対戦したことのある他球団の投手のくせでした。

 例えば、東映の尾崎行雄は、ふりかぶってグラブが頭の上で止まったとき、
ボールが見えたらカーブ、見えなければ真っすぐ、とかね。教えてもらうと、
よく当たるんですよ。それまで日本の打者は打つことに一生懸命で、投手のく
せなんて気がつきませんでした。これもメジャーの技術ですよね。

 《ダリル・スペンサーは1929年7月13日、米カンザス州出身の内野手。
ジャイアンツ、ドジャースなどでメジャー通算1098試合に出場し、打率・
244、105本塁打、428打点。64年に阪急入団。68年に一度退団し
たが、71年に選手兼任コーチとして復帰し、72年に引退した。日本通算は
731試合、打率・275、152本塁打、391打点。右投げ右打ち。85
歳》