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 持ち前の打撃でも快音を響かせた。一回二死一塁。岩田の直球をとらえ、右
中間を破る先制二塁打。実戦4打席目で“今季初安打”だ。

 「やっと1本出たので少しホッとしました。これからもしっかり結果を残し
ていきたいです」

 まだ2戦目ながら「やっと」と感じるのは、それだけ結果に飢えているから
だろう。3打数1安打の試合後は、メイン球場で約1時間の特打を敢行。金本
監督から付きっきりで指導を受けた。

 「(踏み出したときの)“割れ”の部分と、腰の回転。きょうは感じがよか
ったので、1日1日継続していきたいです」

 ケージにも入ってアドバイスした指揮官は「俺が思っとるところと彼が悩ん
でいることが一致したから。多分、今のままでも、そこそこ打つと思う。でも
もうひと皮ふた皮むけたら、もっと長打も打てるし、率も上がる。貴重な右打
者だから」と説明。スローイングについても「捕ってからも速かったし、いい
球を放っていた」と評価した。

 もちろん大事なのはこれから。刺した直後の六回二死。荒木の二盗は、投手
・歳内がモーションを盗まれた面もあって、止められなかった。

 「とにかく捕ってから速く(投げる)練習していきたいです」と原口。千里
の道も一歩から。まずはしっかりと踏み出した。 (堀啓介)