「試合に出たい」という思いから、何度も変えようとした。だが結果はついてこなかった。どうすればいいのか・・・。
「自分もこれでいいのかどうか分からなかった。結果が全てやと思って、自分の形をやって試合に出られなかったらしょうがない」
とノーステップ打法にこだわった。その日を境に、スイングの迷いが消えた。

3年春のセンバツは5番打者として聖地のグラウンドに立ち、奈良学園大に進学後は1年春からリーグ戦に出場。
ベストナインを5度受賞し、MVPも獲得した。昨年の大学選手権では4強へ導くなど中軸としてチームをけん引。
インサイドアウトでバットが出ていくスイングの軌道は、天性のものを感じさせる。

「ノーステップの方が飛ばせる感じがあるし、強く振り抜くことが理想」と力を込めた宮本。
年始の練習初めから視察に出向いた阪神・山本スカウトは「課題は打撃。この1年でどれくらいの結果を残せるか」と言う。

新主将にも就任し「個人的には大学ジャパンに入ってナンバー1遊撃手と呼ばれるように。
プロに入れるようなふさわしい結果を残していきたい」と目を輝かせた大型内野手。
シュアな打撃だけでなく、盗塁ができる走力も魅力の一つ。
10月のドラフト本番まで、こだわり抜いたオリジナルの打撃フォームで結果を積み上げていく。

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