巨人お粗末ドラフト、大卒ドラ1・ドラ2が3軍スタート

2017年01月30日
週刊新潮2月2日号より

プロ野球界にとっての元日は2月1日。仕事始めは、その日から宮崎や沖縄などで始まる春季キャンプである。
とりわけ新人にとっては大きな夢への第一歩なのだが、
残念ながら巨人に入団したこのご両人・・・ドラフト1位の中京学院大・吉川尚輝内野手と同2位の近畿大・畠世周投手はスタート早々にこけてしまった。

「いずれも3軍スタートが決まりました」と大手紙巨人担当記者が語る。
なお、3軍のキャンプ地は、宮崎ではなく川崎。プロとしては地味な人生の門出である。

「高卒選手、あるいはドラ3以下の新人ならともかく、即戦力と期待された大卒1、2位ルーキーですからね。
それが揃って3軍というのは、極めて異例の事態といえるでしょう」。

なぜそんなことになったのか。まずは吉川から。

「1月の新人合同自主トレ中に故障したようです。他球団はドラフト前に故障がちであるという情報をつかみ、指名を回避していたのですが・・・」

畠はどうか。

「なんと、ドラフト後に右肘の手術をしていたのです。これにはコーチたちも、きちんと調べたのかと呆れ気味です」。

お粗末と言われても仕方ない結果を招いたわけだが、こういう事態に陥った一因には、一昨年のあの事件が影を落としているという。

「世間を騒がせた野球賭博事件です。あの事件以降、巨人のスカウティングは、まず素行調査を重要視するようになり、
その分、故障などに関する情報収集が疎かになってしまったようなのです」。
ちなみに吉川はドラフトの際、抽選を2回外した後に獲得した選手。残り物に福とはいかなかった?