2017.2.3 08:00
【八木裕 神眼スコープ】阪神・鳥谷、両足狭め本来の姿に
http://www.sanspo.com/baseball/news/20170203/tig17020308000021-n1.html

 阪神春季キャンプ(2日、沖縄・宜野座)鳥谷が北條から遊撃のポジション
を奪い返すことは簡単ではない。北條は若くて伸び盛りだ。昨季の成績で自信
もつけているし本来、自分のやりたいことが表現できるタイプ。鳥谷がポジシ
ョンを奪い返すには今後の紅白戦、オープン戦で結果を残し、金本監督ら首脳
陣、そして周囲の誰が見ても「鳥谷が上」と思わせなくてはならない。

 打撃練習を見ると、昨年の反省から打撃フォームを少し変えている。両足を
狭め、スタンスを小さくしている。さらに両膝を内側に絞り、内股にして構え
ている。これはバットの軌道をインサイドアウトにしようという狙いで、体の
内側から粘りを出そうという意図が感じられる。彼本来の打撃はセンター返し。
投球をよく見極め、四球を多く奪うのが特長だが、昨季はそれができなかった。
今季は原点回帰で本来の姿に戻そうとしているのだろう。

 金本監督は遊撃のポジション争いについて「力が同じなら若い北條に…」と
いう発言をしていた。それでも、あえて遊撃の再奪取を目指す鳥谷には走攻守
で結果を積み上げるしか道はない。 (サンケイスポーツ専属評論家)