阪神メッセンジャー助っ人の域超えたアニキ/コラム
[2017年2月14日17時0分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1778804.html

 晴れ渡る宜野座のグラウンドに、ひときわ鋭い視線を送る人がいる。阪神が
開幕カードで対戦する広島の玉山健太スコアラーだ。毎日、朝のウオーミング
アップから目を光らせる。クールの最終日ごとに、投手、野手に分けたリポー
トをまとめて、球団に提出する。

 いまは、ひたすら新戦力がテーマだ。キャンベル、大山、小野…。かつての
投手目線から特徴や弱点などを書き込むのだろう。

 力量を分かっている主力について書くことは、この時期、ほとんどない。そ
れでも、マークは外さず、オープン戦で状態を見極めていく。

 玉山には、気になる人がいる。開幕投手の大本命、ランディ・メッセンジャ
ーである。「毎年のように仕上がってきている。ランニングを見ても、しっか
り走れている」と警戒する。そして「あれだけ絞ってどうなるのかを見たい」
と続ける。今年のメッセンジャーは違う。オフは約5キロ減の109キロで、
見るからにスリムになった。痩せて球質が軽くなり、失敗した人もいるが、本
人は首を振る。