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 昨季捕手で87試合に出場したが、終盤に痛めた右肩の状態が不安視されて
いた。昨オフからの懸命なリハビリで回復したが、長いシーズンを考えた場合、
不安は拭えない。左打者が多い阪神にとって、貴重な右打者。将来の中軸を任
せられる可能性がある。だから、キャンプでは4番を打たせてきた。

 昨季育成契約からはい上がり、打率・299、11本塁打、46打点の数字
を残した原口の打力をチームに還元することを最優先させた。矢野コーチは
「一塁も簡単じゃないけど、ゴールデングラブを獲得するぐらいになってほし
い」と話した。

 新たな一歩を踏み出すことになった原口は「試合でも一塁が多くなる。(捕
手を含めて)両方準備して、やれることをやっていこうと思う」と話した。金
本監督はチーム状況によっては捕手として出場する可能性は消していないこと
も伝えたという。捕手へのこだわりは失わず、チームの勝利のために全力を尽
くす覚悟だ。