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 「順番でいけばサードだよね。リプケンもそうだったし、向こう(米大リー
グ)でもいいショートがサードに移る。変なことじゃない。それがチームのた
めになるなら、喜んでやるべきだと思う。望まれるのは幸せなこと。(最後は
戦力外で)いらないって言われる世界なんだから」

 2215試合連続出場の日本記録保持者は、メジャー屈指の遊撃手であり、
2632試合連続出場の世界記録を持つカル・リプケン氏(56)を引き合い
に三塁転向を提案。進境著しい5年目北條の存在に触れ「若くて優秀な次の世
代のショートが出てきたときに、そういう道があることは事実」と諭すように
話した。

 昨季、鳥谷は自己ワーストの打率・236、36打点、7本塁打に終わり、
遊撃の定位置を失った。がけっぷちの今季もあくまで遊撃一本にこだわり、北
條との競争に身を置く。衣笠氏はプライド、愛着を十分に理解した上で、フォ
ア・ザ・チームの精神を最優先させれば、さらに選手生命が伸びることもある
と強調した。

 「記録のためにやろうとすると挫折する。チームのためにこっちに動こうと
いうなら、それは正解。記録を続けるためにという、そんなこそくな手を使っ
てもうまくはいかない」