2017.3.6 08:00
【黒田正宏 軍師の断】阪神D2・小野は内容悪い中、評価したい低めの威力
http://www.sanspo.com/baseball/news/20170306/tig17030608000007-n1.html

 (オープン戦、阪神2−6広島、5日、甲子園)小野は明らかに力み過ぎだ
った。左肩の開きが早く、リリースポイントがバラバラ。当然、思ったところ
に投げられなくなる。これほど逆球が多くなるとは、本人も想像できなかった
のではないか。それぐらい内容は良くなかった。

 そんな中でも評価したいのは、低めの球に威力があったこと。ライナー性の
ヒットは二回の会沢の左前打だけ。残る6本はすべてゴロで内野の間を抜けた
打球。低めの思ったところに投げられれば、おそらく打ち取れただろう。課題
ははっきりしたわけで、修正してきてほしい。

 今後も先発調整を続けるなら、変化球の精度を上げること。緩急が使えれば、
この日ももっと楽な投球になったはず。

 指摘しておきたいのは梅野のリード。一回からもっと変化球を織り込めば、
直球のキレは良かったのだから、結果は変わったはず。調子の悪い投手を立ち
直らせるのは捕手の仕事だ。 (サンケイスポーツ専属評論家)