2017.4.10 13:00
【球界ここだけの話(871)】乱闘のきっかけを作り出した阪神・藤浪、死球は投手人生を狂わせかねないが立ち直るしかない
http://www.sanspo.com/baseball/news/20170410/tig17041013000018-n1.html

 4月4日の阪神−ヤクルト1回戦(京セラ)で、藤浪が畠山和洋内野手(3
4)に投じた死球をきっかけに両軍入り乱れる乱闘に発展した。危険な内角球
も、実際にけがをさせたボールも、この試合でも、昨年までにも何球もあった。
すべてがつながり、あのシーンで発露してしまった。

 真剣勝負の中で起きたことで、もちろん意図的に投げたわけでもない。阪神
としては当然、藤浪を守った。けがをさせるような投球は今後もあってはなら
ないが、これが発端で“変わりすぎ”てしまっては困る。

 もちろん、痛いのは打者だが、「死球」はときに投手の野球人生も狂わせる。
阪神・金村暁投手コーチ(40)は「間違いなく動揺するとは思う。でも、や
っぱり投手はマウンドを守る仕事ですから。(これで)弱腰になったらダメ」
と気づかう。

 金村コーチ自身、日本ハムでの現役時代に壮絶な乱闘の当事者となり、大き
な影響を受けてしまった苦い経験がある。2006年4月16日のソフトバン
ク戦(当時ヤフードーム)で、ズレータに死球を当てた。マウンドへ向かって
突進してくる巨漢の大砲から一歩も逃げず。体の左側でタックルを受け止めた
が、倒され殴打された。