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 「プロとして恥ずかしいと思わないといけない。まして押し出しの四球など
論外。阪神OBとして情けない。プロなんだからもう一度、調整方法を考えな
いといけない。まだ残り試合は多い。先発投手は中6日あるんだから、その間
に投げ込みをするとか各自がプロとはどうあるべきか、練習の取り組み方を考
えてもらわないとえらいことになる」

 先発、中継ぎ、抑えの分業制が主流となり、肩は消耗品という考えがプロ野
球界はもちろん、アマ野球でも浸透してきた。アマチュアでの連投も非難され
る時代。しかし、その弊害が出た80年ぶりの“怪記録”になったと言っても
いいかもしれない。

 この一戦を広島のラジオ局で解説を務めた安仁屋宗八氏も投げ込みの必要性
を説く一人。広島の15四死球に苦々しい思いでいたに違いない。昨年、今年
とキャンプで臨時コーチを務めたが、現役選手になかなか投げ込みをする投手
が出てこなかった。そんな中で四球合戦の翌日の2日に6回4四死球を出しな
がら勝利投手になった九里は、キャンプ中から比較的投げ込みを行い、安仁屋
氏がキャンプでのMVPに選んだ。昔のように200球、300球はなかなか
投げることはできないだろうが、制球力アップには投げ込みが必要だろう。