虎の“新たな”支柱、サード鳥谷 新ポジションで安定した守備が打撃に好影響
https://www.daily.co.jp/tigers/2017/04/11/0010084791.shtml

 独自の視点からプレーの深層に迫る「虎目線」。今回は阪神・鳥谷敬内野手
(35)にフォーカスする。場面は6日・ヤクルト戦(京セラドーム)の五回、
1死一塁。雄平の三塁線に高く弾んだ打球を、迷わず二塁で封殺した。何気な
いプレーにも見えるが、安定した守備がチームに安心感を与える。打撃でもリ
ーグトップの打率・467。攻守の“変化”に迫る。

 開幕から8試合を消化した。4勝4敗で5割をキープ。チーム打率・276
はリーグトップだ。新加入の糸井や若手の台頭が目立つ中、オフの間、各方面
で頻繁に耳にした言葉を思い出す。「阪神は鳥谷のチームだから」と。昨季苦
しんだ35歳が、開幕から元気だ。

 玄人をうならせたプレーがある。4月6日のヤクルト戦。五回、1死一塁で
雄平を迎えた場面だ。三塁線への高く弾んだ打球を捕球し、二塁に送球。迷い
のない判断でピンチを未然に防いだ。

 何げないプレーだが、投手を助ける大きなプレーだ。普通ならば高く弾んだ
打球に対し、野手は何も考えずに一塁に投げがちだ。ただこれだと2死二塁と
なり、単打で得点を許すピンチとなる。鳥谷のように二塁へ送球してアウトに
すれば2死一塁。投手が背負う状況は大きく変わる。