阪神・原口 人生初サヨナラ弾 どや顔決めたった「最高でーす!」
セ・リーグ   阪神5―4ヤクルト ( 2017年4月6日    京セラドーム )
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/04/07/kiji/20170406s00001173312000c.html

 阪神は6日、ヤクルト戦(京セラドーム)でサヨナラ勝ちし2連勝で勝率5
割に戻した。同点の延長11回無死、一塁で先発出場を続ける原口文仁捕手
(25)が左越えに自身初となるサヨナラアーチを放ち、4時間6分の激闘に
終止符を打った。

 走る必要はなかった。延長11回。先頭で打席に立った原口は、カウント2
ボール1ストライクから杉浦の142キロ真ん中直球を完璧に捉えた。その瞬
間、バットを両手で高く掲げて左翼スタンド3階席に着弾した打球を見守った。
今季1号は人生で「初めて」というサヨナラ弾。今季初のお立ち台で「最高で
ーす!」と、勝利の雄叫びを上げた。

 「打った瞬間、完璧でした。うれしいの一言です。ピッチャーが頑張ってく
れていたのでなんとかしたいと思っていた。(杉浦は)真っすぐが良い投手。
振り負けないように、強い打球を打つイメージでした」

 打率・429が示すように開幕から好調を保っているが、悩みながら迎えた
シーズンだ。昨季終了後から受けてきた金本監督の指導では、右手のグリップ
の握り方に変化をつけるよう勧められた。一目では分からない微妙な変化で、
すぐに教えを吸収することはできず。「監督から教わっていること、どこを意
識すれば、うまくできるかな?」と春季キャンプ中、同じく指揮官の指導を受
ける年下選手にプライドを捨て教えを請うたこともあった。可能な限りヒント
を探り、時間を見つけては鏡と向き合い素振りを重ねた。現段階の手応えは
「まだまだこれからですよ」と話す。その言葉は、慢心しない性格だからこそ
の自己分析だ。