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 玄人をうならせたプレーがある。4月6日のヤクルト戦。五回、1死一塁で
雄平を迎えた場面だ。三塁線への高く弾んだ打球を捕球し、二塁に送球。迷い
のない判断でピンチを未然に防いだ。

 何げないプレーだが、投手を助ける大きなプレーだ。普通ならば高く弾んだ
打球に対し、野手は何も考えずに一塁に投げがちだ。ただこれだと2死二塁と
なり、単打で得点を許すピンチとなる。鳥谷のように二塁へ送球してアウトに
すれば2死一塁。投手が背負う状況は大きく変わる。

 昨季も先発で15試合を守ったが、今季遊撃から三塁へ本格的にコンバート
した鳥谷は、このプレーを「アウトにできるところで、アウトにするのが仕事
なのでね」と平然と振り返った。開幕から19度の守備機会で失策は1。投手
への声掛けなども含め、チームの精神的な支えになっている。久慈内野守備走
塁コーチは「三塁・鳥谷」に強く期待する。

 「居心地はよくないかもしれない。ただ、結果を残しているわけだし、今の
チームにとってプラスだから。意気込みも伝わる。サードは難しい打球が飛ぶ
けど、レギュラーは結果を残すことが宿命」