ベンチ前に白煙が…阪神・北條 復調マルチ スプレー暴発騒動も
セ・リーグ   阪神3―4中日 ( 2017年4月19日    ナゴヤドーム )
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/04/20/kiji/20170420s00001173088000c.html

 「毎試合、1本、1本というか、内容も結果も求めていきたい」

 帰りのバスに乗り込む表情は厳しくも、両手には確かな手応えが残った。幸
先よく快音を響かせたのは、2回の第1打席だ。2死一塁からジョーダンのチ
ェンジアップにきっちりと対応して左前打。得点にこそ結びつかなかったもの
の、下位打線で好機をつくった。

 5回も無死一塁でフルカウントから四球を選んで、その後の上本の右前2点
打を演出。6回には二塁への内野安打を放ち、2本塁打をマークしてヒーロー
となった9日の巨人戦(甲子園)以来となる1試合複数安打を記録した。

 さらに、同点で迎えた8回1死二、三塁の場面では、三ツ間の切れ味鋭いス
ライダーに食らいつく三ゴロで、三塁走者を生還させた。直後に同点に追いつ
かれ、9回にサヨナラ負けを喫したため、“勝ち越し打”は幻に終わっても、
全4打席で最低限の結果を残した。

 開幕から不振にあえぎ、現在は投手の右、左によって新人の糸原と遊撃のポ
ジションを分け合っている。それでも、今カードは3戦とも左投手の先発が予
想された。名古屋へ出発前に、片岡打撃コーチも「(中日戦は)左が続くから
ね。北條はやってもらわないといけない選手。仕切り直してしっかりやっても
らいたい」と、敵地3連戦の鍵を握る存在として期待をかけた。

 同コーチの言葉に応えるように、前日18日は8回に左腕・岩瀬から右中間
を破る適時三塁打。この日も2安打と、狙い通りの働きで、復調をアピールし
た。