DeNAは9日、中日3回戦に2―1で逆転勝ち。ドラフト1位・浜口遥大投手が6三振を奪い、七回途中7安打、1失点(自責点0)の粘投でプロ初勝利を挙げた。
浜口はプロ2戦目での白星で、球団の大卒左腕ルーキーとしては2005年の那須野巧に並ぶ最速となった。

ウイニングボールを握りしめ、ハイタッチに加わった。チームの日本人投手勝利一番乗りはドラフト1位・浜口だった。
「ホッとしています。自分で勝ちをつかみ取るつもりでいきました。先制点を許したけど、しっかりと粘れば逆転してくれると信じていました」

直球は最速150キロを計測し、変化球には切れがあった。0―1の四回一死満塁のピンチは京田、木下拓をいずれもチェンジアップで空振り三振に仕留め、雄たけびを上げた。
左腕の気迫あふれる投球に打線が応え、六回に梶谷が逆転2ラン。中継ぎ陣も無失点リレーでプロ初勝利をプレゼントした。

昨年10月19日のドラフト前夜のことを「当日がくるのが怖くて、寝て起きたら明後日(21日)になってほしいと思っていました」と回顧する。
結果は意中の球団からの1位指名。涙を流し、絶対にチームの力になると心に誓った。

「昨夜は緊張して、2時くらいまで眠れませんでした」。
試合前は前日に7回1失点と好投した同じ左腕の石田からナゴヤドームのマウンドの特徴や相手打者の傾向を伝授され、スコアラーの情報と照らし合わせて投球プランを組み立てた。