昨秋の東大2回戦では、ファウルボールを追って三塁側ブルペンにつまずいて転倒。負傷離脱した苦い経験もあるが、この日は守備でも魅せた。
3回先頭。勢いよく背走しながら好捕し、そのままフェンスに激突した。「勝手にグラブに入ってました。うれしかったですね」。
4回に代走を送られ、都内の病院でCT検査を受けたが、軽い脳しんとうで異常なしとの診断が下された。その後は球場に戻り、笑顔で取材に応じた。

 陸の王者は14年春以来の優勝に向け、開幕カードで勝ち点を挙げた。
「昨日もきょうも、下級生が投げていたので打てて良かった」。頼れる主砲が、チームを引っ張っていく。

◆岩見 雅紀(いわみ・まさき)
 ★生まれとサイズ 1994年7月10日、滋賀・大津市生まれ。22歳。187センチ、107キロ。右投右打。
 ★球歴 小2から野球を始める。小学校時代は柔道も習いパワーをつけた。比叡山中では軟式でプレー。比叡山高3年夏は県8強で甲子園出場はなし。
   高校通算47本塁打。1浪を経て慶大総合政策学部に進み、2年春にリーグ戦デビュー。通算36試合出場。打率3割4分4厘、11本塁打、31打点。
 ★趣味 カラオケと読書。
 ★好きな芸能人 石川恋、風味堂。
 ★痛みに強い? 昨年のアリゾナキャンプ中、風呂場で足を滑らせ転倒。左太もも付近を36針も縫う大けがにも「すごい量の血が出ていましたね」とサラリ。
 ★尚広氏も評価 2月に行われた「冬季特別トレーニング」で講師を務めた元巨人の鈴木尚広氏は「体は硬いのに動きは柔らかい」。