高山1番の是非が議論されているが、次の各年代の代表的な歴代1番打者と比較してみたい
60年代吉田、70年代藤田平、80年代真弓、90年代和田、2000年代赤星、2010年以降何年か1番を務めた鳥谷
(真弓の成績はライオンズ時代も含み、鳥谷は2016年まで、高山は2016年のみ)

吉田・・ 通算打率.267 通算安打1864(1年平均)109.6 通算四球498(1年平均)29.3 出塁率.321 通算盗塁350(1年平均)20.6
藤田平 通算打率.286 通算安打2064(1年平均)108.6 通算四球526(1年平均)27.7 出塁率.336 通算盗塁*85(1年平均)*4.5
真弓・・ 通算打率.285 通算安打1888(1年平均)*82.1 通算四球534(1年平均)23.2 出塁率.338 通算盗塁200(1年平均)*8.7
和田・・ 通算打率.291 通算安打1739(1年平均)102.3 通算四球576(1年平均)33.9 出塁率.355 通算盗塁*94(1年平均)*5.5
赤星・・ 通算打率.295 通算安打1276(1年平均)141.8 通算四球426(1年平均)47.3 出塁率.365 通算盗塁381(1年平均)42.3
鳥谷・・ 通算打率.282 通算安打1872(1年平均)144.0 通算四球923(1年平均)71.0 出塁率.370 通算盗塁121(1年平均)*9.3
高山・・ 通算打率.275 通算安打*136(1年平均)136.0 通算四球*27(1年平均)27.0 出塁率.316 通算盗塁**5(1年平均)*5.0

高卒でかつ現役が長かった真弓は現役1年で平均すると通算の各指標が軒並み低くなるが、藤田1番時代に感じたストレスに比べ
真弓1番時代はあまり感じなかった。出塁率はほぼ同じだが何が違うかと言えば、本塁打数の違い、藤田通算207(1年平均)10.9、
真弓通算292(1年平均)12.7、盗塁数の違い、周囲が打っていた80年代とそうでなかった70年代の違いだろう。
それに加えて藤田は早打ち、悪球打ちが多く、また固め打ちがよくあった。固め打ちは逆に無安打試合の多さにもつながる。
藤田は70年代、主に1、3番、晩年に6番中心になったが、6番の方がしっくりきた。
田淵が「藤田は足の遅いイチロー」と評したが、ボールコンタクトの上手さ、天才肌のところが、高山と非常によく似ている。