【コラム】ペナントレースに彩りを添える記録
http://npb.jp/news/detail/20170425_02.html

 圧巻の投球だった。4月21日の日本ハム戦(メットライフ)に先発した西武の菊池雄星。
初回、先頭打者の西川遥輝にいきなり安打を許すも、後続を断ってゼロに抑えると、その剛
球がうなりを上げ続ける。150キロ超の直球を軸にチェンジアップ、カーブも要所で効果を
発揮して安打を許さない。気付けば西川の安打以降、24のアウトをノーヒットで奪っていた。
そして9回。最終盤に入っても球速は時折150キロを超え、簡単に二死。最後はB.レアード
を中飛に打ち取って��準ノーヒットノーラン�≠�完成させた。「めっちゃ、気持ちいいです」。
��スミ1安打�≠ナの完封は史上12人目、球団初の快挙だった。

 その前々日、19日の広島戦(マツダスタジアム)でDeNAの今永昇太も菊池と同じく初安打
以降、27のアウトをノーヒットで積み上げて完封勝利を飾っていた。初回、田中広輔に四球、
続く菊池涼介に中前打で無死一、二塁のピンチを招くも、そこで踏ん張ると直球、チェンジ
アップのコンビネーションで広島打線を封じ込める。8回を投げ終え、篠原貴行コーチから
最後まで投げられるか問われ、首をタテに振った。そして、つかんだプロ初完封勝利。A.
ラミレス監督は「ベリー、ベリー、ベリーグッド」と今永を称えたが、本人は「完封1回だ
けでは何も語れない」。2年目左腕の志は高い。