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 鹿児島・大崎でまだソフトボールをしていた小学生時代。当時の監督のサインはバントばか
りだった。打てばヒットになる自信はあったが、とにかく転がした。自己犠牲の精神を体に染み
こませるためだったと知ったのは大人になってからだった。さらに当時、ロッテが地元でキャン
プをはっており、そこで「ソフトボールの開会式や閉会式できてくれた」のが金田正一氏(当時
監督)。下半身を徹底的に鍛えるなど、体のケアを誰よりも考える400勝左腕との出会いが、
満身創痍の今を支えてくれている。

 一回二死二塁では詰まりながらも右前に運び、4試合連続安打。8日のオリックス戦(京セラ)
以来、6試合ぶりの打点をマークした。左太もも裏を痛めている糸井の穴をこれ以上広げるわ
けにはいかない。福留が身を削って、勝利を届ける。 (阿部祐亮)


データBOX
 ◎…福留の犠打は2015年8月14日のヤクルト戦(神宮、○7−3)以来、2年ぶり。4−2
の五回無死二塁で投前に決め、ゴメスの右前適時打を呼んだ