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 昨年5月15日のDeNA戦(横浜)は“お見合い”で、続く17日の中日戦(甲子園)では鳥谷が、
内野フライを落球。指揮官は「プロ野球じゃない!」と椅子を蹴り上げた。翌18日の試合前に
は異例のフライ練習をしたが、チーム関係者によるとその際、「打撃練習をしなくてもいい。フラ
イを捕る練習ばかりしたらいい」と、コーチ会議で頼んだという。

 前カードから左翼を守る福留も六回先頭で茂木のライナー性の打球をダイビングキャッチした。
就任以来、口酸っぱく言い続けてきた球際への執念が形になってきた。

 「フライに強くなって、勝てるようになったというのは正直あるんじゃないかな」と虎将。広い甲
子園を本拠地とし、貯金を積み上げるための“権利”は確かにある。 (阿部祐亮)


鳥谷の好守について阪神・久慈内野守備走塁コーチ
「風が難しかった。練習ではなかなかできない。よく捕りきってくれた」

昨年の落球VTR
 5月17日の中日戦(甲子園)の九回一死一塁で、鳥谷が遊飛を落球。その後、決勝点を奪わ
れた。同15日のDeNA戦(横浜)でも捕手、一塁手らが“お見合い”して凡飛球をヒットにし、勝
ち試合を引き分けたばかりだけに、金本監督は「ありえない。高校生に笑われるわ、ほんま。何
回目や? フライで2試合落とすなんてありえない」と激怒した。6月26日の広島戦(マツダ)でも、
中堅・中谷と左翼・俊介が交錯して落球(記録は中谷の失策)し、サヨナラ負けしたこともあった。