2017.6.6 05:04
阪神・糸井、金子との対決は「最悪」古巣オリとの関西ダービーへ闘志
http://www.sanspo.com/baseball/news/20170606/tig17060605040002-n1.html

 厄介、手ごわい、やりづらい。そんな言葉では足りない相手だ。誰より実力を知っているから
こそ、糸井が最初に発した言葉は強烈だった。いよいよ臨む古巣・オリックス戦。6日の先発が
「金子千尋」と知らされ、超人も苦笑いした。

 「最悪。…それは冗談やけど、いいピッチャーやし、楽しみやね。打てるように頑張ります」

 当然、弱気なワケがない。すぐにニヤッと笑い、18メートル44を挟んで向かい合うのを心待
ちにしてみせた。だが、誰も異論がない事実として、味方にするには最高でも敵に回すのは最
悪な投手だ。

 2013年から昨季まで4シーズンをともに戦った。オリックスが優勝まであと一歩まで迫った
14年は、糸井が首位打者(・331)、最高出塁率(・424)の2冠に輝き、金子も最優秀防御率
(1・98)と最多勝利(16勝)で沢村賞に輝いた。苦楽をともにし、すべてを知り尽くしたが、一
方ではすべてを知られ過ぎている相手だ。

 前哨戦もあった。国内フリーエージェント権を行使して虎入りを決意した昨年11月下旬。別
れを告げるオリックスのファンフェスタへ参加した糸井に対し、金子はトークショーで「楽しみで
すね。今からどういう球を投げようか、イメージしています」と不敵に笑った。140キロ台後半
のキレる直球と、七色どころではない8種にも及ぶという球種で、超人をじっくり攻めにかかる。
半年以上に渡って練られたプランを、打ち砕かなくてはならない。