「糸井家の最終兵器」の成長に目を細める“嘉男おじさん”
6/8(木) 11:03配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170607-00000188-sph-base

 少しばかり阪神に触れたので、再び母校の話題に戻る。今春のセンバツで4強入りを果たし
た報徳学園にも期待を一身に背負う“糸井”がいるのはご存じでしょうか。その名は糸井辰徳
外野手(2年生)。糸井嘉男の父同士がいとこで、はとこにあたる。センバツ直前には仮登録
で背番号をもらい超人・糸井よりも先に甲子園デビューを果たす可能性もあった。だが、直前
の練習試合で3三振を喫し、惜しくもメンバーから漏れ、本番はアルプススタンドで4強入りを
見届けた。

 甲子園での勇姿を楽しみにしていた超人は「落ちたんや…。まだ1年生やから次に期待や。
頑張ってほしいな」と、どこか寂しそうな表情だった。それもそのはず。辰徳外野手は小学、中
学では日本代表に選出され「糸井家の最終兵器」として報徳に“ドラフト1位”の評価を受け入
学している。ちなみに辰徳の兄・慎太郎さん(27)は近田怜王(元ソフトバンク)の女房役として
2008年夏の甲子園でベスト8の成績を残している。

 オリックス時代の2013年。京都丹後リトルシニアに所属する中学生だった辰徳少年をほっ
ともっと神戸に連れてきたことがあった。遊びがてらにティー打撃を行ったが、その打球音は中
学生とは思えないものだった。その日は練習日で森脇監督(現中日コーチ)、福良ヘッドコーチ
(現監督)らがグランドのそばにいたが、全員がそのスイングに目を奪われていた。

 背番号をもらえず悔しい思いをしたが、その悔しさを糧に春の兵庫県大会、近畿大会ではベ
ンチ入り。公式戦初スタメン出場、初安打、初打点も記録した。記者は毎試合ごとに「今日は先
発で1安打」、「初めてタイムリー打ちましたよ」と伝えると“嘉男おじさん”は「ええやんか。夏は
甲子園に出て欲しいなぁ」と、はとこの活躍を心から喜んでいた。