山口俊は11日未明に都内の飲食店で酔って右手を負傷し、駆け込んだ病院で警備員に暴行を働いた
などの疑いがかかっている。関係者によると、トラブル発生当時の山口俊は完全に酩酊状態で、その
後の記憶もあいまい。本人がようやく事の重大性を認識したのは、球団の発表を受けてからだったと
いう。

ただ警察に被害届が受理されるような案件を、球団に報告せずにいたのは大失敗。19日には球団と
読売、双方の幹部が対応を協議し、あわてて事態収拾に動き始めたが、関係者は「問題の把握が遅れ
たことで、すべての対応が後手に回っている」と唇をかむ。今回の件では長嶋終身名誉監督も苦言を
呈したが、読売首脳も怒り心頭という。

「球団としてはなんとか“手打ち”の方向へ持っていくだろうが、仮にトラブルがうまく決着したと
しても、山口俊本人には(球団)独自に相当のペナルティーを科すだろう。年内の出場停止処分ぐら
いはあるんじゃないか」(読売関係者)

球団は事実関係をなお調査中で、事態がどう進展するかは不明だ。だが仮に出場停止処分が下される
ような展開になれば、山口俊にとっては試合に出られない以上に痛い問題が降りかかる。野球協約の
60条の1項「出場停止選手と出場停止選手名簿(サスペンデッド・リスト)」から一部抜粋すると
「(前略)球団、あるいはコミッショナー、又はその両者によって出場停止処分を科された選手は、
コミッショナーにより出場停止選手として公示され、出場停止選手名簿に記載される。(中略)出場
停止選手の参稼報酬については、1日につき、参稼報酬の300分の1に相当する金額を減額するこ
とができる」とある。

山口俊にシーズン終了までの出場停止処分が下った場合、シーズン終了まで約2か月半の報酬が減額
される。右腕の今季年俸は3億円を超えるともいわれるが、その数字で計算すると1日当たり100
万円、2か月半で約7500万円以上もの報酬が減額されることになる。

今回の件はすでに警察も絡む案件となっているだけに…。果たしてどうなるか

http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/711644/