【大阪】大阪桐蔭に超新星・2年生の柿木8者連続含む7回11K
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第99回全国高校野球選手権大阪大会4回戦 大阪桐蔭5―0同志社香里 ( 2017年7月24日 シティ信金スタ )

 春の選抜大会から公式戦は破竹の20連勝だ。今夏初登板に背番号16が燃えた。柿木蓮投手(2年)は6回1死まで圧巻の無安打投球。
2回の西野から5回の高木まで8者連続で三振を奪った。
春先に習得したばかりのフォークにスライダーも切れ味が鋭く、7回を被安打1の11三振。待ちわびた舞台で持てる能力をすべて解き放った。

 投手陣ではエース徳山に続く2番手グループに位置する最速146キロ右腕。
同期の左腕・横川、野手兼任の根尾らタレント揃いのチームにあって出番に飢えていた。
練習グラウンドでは西谷浩一監督に目力で登板を訴え、肩をグルグル回してアピールを続けたが「目をそらされました」と屈託なく笑った。

 今春の選抜では負傷した正捕手・岩本の代わりにメンバー登録され、背番号2をつけた。佐賀県多久市の出身。
柿木の中学時代、指揮官が計3度も足を運んだ逸材だ。
「タクシーも止まっていないような場所で、最寄り駅から山道をかなり歩きました」と言うように、汗だくになってまで会いに行った男だ。

 来夏100回大会の主役を担う2年生は来秋ドラフト候補にも名前が挙がる。日本ハム、西武など5球団が視察。
巨人の武田康スカウト部主任は「馬力があるし、楽しみな存在ですね」と話し、ヤクルトの阿部健太スカウトも「ベース板の球が強い」とうなった。

 根尾にマウンドを譲った後は初めて右翼の守備に就いた。これも夏の連戦を見据えた布陣だ。
「救援や中継ぎ、何かあったら柿木で、と言われるようになりたい」。アップのかけ声も任されるムードメーカーがフル回転する決意だ。(吉仲 博幸)