「だからでしょう、中田は残留とあわせて、オリックスへの移籍も視野に入れているともっぱらです。
オリックスの福良監督は、中田が08年に日本ハムに入団した当時のヘッドコーチ。当初、梨田監督
(現楽天監督)になかなかチャンスを与えられずに腐っていた中田をなだめ、励まし、時には怒鳴っ
て面倒を見たのが福良さんだった。13年にオリックスのコーチに転出するまでの5年間、腫れ物扱
いになった中田に面と向かって苦言を呈し、説教したのも福良さんただひとりで、そんな福良さんを
中田は心底信頼している。『もう一度、一緒に野球がやりたい』というのが中田の口癖です。オリッ
クスは今、一塁とDHはメジャー帰りの中島と新外国人のマレーロを併用しているが、中島は3年契
約の最終年、マレーロは単年契約で、どちらも今季限りで契約が切れる。阪神より環境がいいと思っ
ているのは確かでしょう」(前出の日本ハムOB)

しかし、オリックスもまた、メジャー帰りの中島を3年12億円で獲得したのを筆頭に、総額30億
円といわれる大補強を敢行した15年以降、Bクラスに低迷している反省から、阪神と同様に生え抜
きによるチーム再建に舵を切りつつある。

日本ハムは過去のFA選手と同じように、FA権を取得する中田を強く引き留めない方針。流出を阻
止するどころか、チームの新陳代謝を優先して、主砲のFA移籍を歓迎しているフシもある。残留す
るなら大幅減俸は間違いない。日本代表でも主砲を担う中田の進退は窮まりつつある。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/210180
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/210180/2
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/210180/3
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/210180/4