阪神Vデイリー 藤浪が帰ってくる 2軍で最終テスト合格!17日にも1軍�@

2軍で再調整を続けてきた阪神・藤浪晋太郎投手(23)が10日、ウエスタン・広島戦(倉敷)に先発、5回を4安打
1失点に抑えた。最速156キロで3奪三振、2四球。再昇格前、最後のテスト登板で好投し、掛布2軍監督も「ここ
(2軍)でやることは終わった」とGOサインを出した。中6日で17日の広島戦(京セラドーム)登板が有力。
救世主が帰ってくる。「いい球も悪い球もありましたが、全体的には粘れたと思います。悪くなかったです」。
二回、先頭の岩本にフルカウントから、内寄りの153キロを右翼席まで運ばれた。強まる雨脚。続く坂倉を空振り三振に
仕留めた後、試合が一時中断した。10分間の空白で集中力を切らさず、再開後は高橋大を遊ゴロに抑えた。外の
スライダーでバットを折ると、桑原は内の151キロで三ゴロに。「まだまだ納得いかない部分もありますし」。
満足感はないが、前進はした。三回は1死後、ペーニャに全球直球勝負。155キロで空振り三振に斬るなど、
明確な意図を持って打者と対した。
約1カ月間のミニキャンプを経て、実戦復帰後5度目の登板。前回4日のウエスタン・中日戦でも5回を5安打2失点
(自責点1)と上々の内容だった。試合後、掛布2軍監督は「あとは上(1軍首脳陣)がどう判断するか」と前置き
した上で、昇格を示唆。「ここでやることは終わった。違うステージでらしさを出してもらいたいね」とGOサインだ。
藤浪も前を向いた。「上の判断なので、僕からは何もないです。呼んでもらえたら頑張ろうと思いますし、呼ばれな
ければ2軍でまた頑張るだけなので。やるべきこともたくさんあります」。四回、1死一塁で2度目の中断。再び
11分があいたが、後続を冷静に打ち取った。岩貞が2軍落ちし、この日はメッセンジャーが負傷交代するなど、
厳しいローテ事情が藤浪を求む。順当なら中6日で17日・広島戦での復帰が有力。救世主となれるか。苦難を乗り越え、
戦列に帰ってくる。