過酷な夏の部活動が、わが子の人生を大きく狂わせるかもしれない 暴力指導がなくても、油断は禁物
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170812-00052470-gendaibiz-bus_all


関西地方で息子をサッカークラブに通わせる女性はため息まじりでこう話した。

 「関東への遠征や、大会がひっきりなしにあるので本当に忙しいです。結構強いクラブなので仕方ないかなとは思いますが……」

 人が動けばお金もかかる。大阪から東京あたりまで夏休みに遠征するとあって、息子のサッカーだけでひと夏で20万円以上かかるという。

 お盆くらいは休めますよね? という質問に、女性は首を振った。

 「お盆休みは近隣だと逆に車が混まないので、バンバン遠征が入ります。お休みはないんです」

 昨夏に都内で少年野球の大会を取材したときのこと。木陰に移動もせず炎天下で子どもを前にミーティングをしていた指導者は、ひとりの小学生を立たせて何事か話していた。

 「どうして墓参り行くの? 合が優先でしょ? 

 あれれ? んだか見たことのある光景。実は少年サッカーでも、数年前に同じ状況に出くわしたのだ。

 「なんで試合に来れないの? 参り? まえ、墓参りと試合、どっちが大事なんだよ? 

 少年は泣きそうになりながら「試合……」とつぶやいた。