筋金入りの巨人ファン、宇佐見劇的サヨナラ弾の背景
<巨人9−7DeNA>◇18日◇東京ドーム
 最高で〜す! 巨人2年目の宇佐見真吾捕手(24)が、プロ初本塁打を超劇的なサヨナラ2ランで決めた。
プロ1号をサヨナラ弾で決めたのは、球団では08年の加治前以来で史上5人目。同じ千葉出身で左打ち捕手の阿部を目標にする若手の一撃で、チームは3位DeNAとのゲーム差を4に縮めた。
感触は絶好。右翼席へ一直線に飛び込む打球が見えた。夢中でダイヤモンドを駆けて、先輩らが待つ本塁へ飛び込んだ。「最高です! うれしすぎて、速く走ってました…」と後になって照れた。

こんな場面で打ちたくて野球を続けてきた。少年時代から筋金入りの巨人ファン。中学時代は、毎週のように千葉の松戸から自転車で約18キロ先の東京ドームへと通った。実家には、よれよれになるまで着た巨人のTシャツとオレンジのタオルが今も保管されている。
憧れは、もちろん強打の捕手の阿部慎之助。「阿部さんみたいに、打って勝てるキャッチャーになりたい」。大先輩と同じ力みのないフォームで構え、ズボンの裾をたくし上げるオールドスタイルの着こなしを好む。サヨナラの場面で輝く勝負強さまで重なり合った。
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