U18W杯に米スカウト集結 早実・清宮“掛け値なし”の評価と課題
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170905-00000012-nkgendai-base

「日本人では珍しいパワフルなスイングだ」

 メジャー東地区の某球団スカウトが清宮幸太郎(3年=早実)をこう評価する。

 U18W杯が行われるカナダには世界の逸材目当てにメジャー30球団が視察に訪れ
ている。かねてメジャー挑戦を目標に掲げる日本の主将兼4番も視察対象の一人だ。前
出のスカウトが言う。

 「僕らが高校生の打者で主に見ているのはスイングスピードだ。こっちでプレーする
なら、150キロを超えるスピードがあり、なおかつボールが動く投手と対戦しないと
いけない。対応するにはヘッドを利かせ、鋭く速いスイングができないと難しい。その
点でキヨミヤは1年時も見ているが、体が鍛え上げられて、理想のスイングに近づいて
いると感じる。たとえば同じ左の3番(安田)と比較すると打球音が違う。3番は振り
出しが早い分、バットコントロールで勝負するアベレージ型。ただし、これでは力負け
してしまう。キヨミヤはスイングスピードがあるから打球音が大きいんだ。基本に忠実
で緻密な日本の野球で100本以上、本塁打を打っているわけだし、米国の高校生を上
回るパワーがあるとは言わないが、他国の選手が持っていないスキルと経験はプラスに
なるはずだ」

 清宮の体重は101キロ。早実では運動部専任のトレーナーに面倒を見てもらい、ウ
エートなどの科学トレーニングに励んだ。日本球団のスカウトも「巨漢選手を除いてプ
ロでも100キロ超はめったにいない。鍛え上げた体が力の源」と言う。