「森脇の推奨選手は下手くそばかりじゃない」

――他球団の選手とあまり共演しないというのは?
「別に、意味というのはないと思うんですけれども……」(同前)
 森脇氏の話にじっと耳を傾けていた宮内氏が、そこで口を開いた。
「だって、下手くそじゃない?」
 選手を育て上げた森脇氏の前で、宮内氏は記者にこう言ってのけた。
「だって(共演しようにも)下手くそじゃないですか。あなた、様々な選手見ていてプロの違いってわからないんですか? それで、そういうことをお書きになったら失礼よ。(バファローズの選手)は他球団の選手たちから見れば、下手くそです」

「岡田が降ろされたんだから」

「いや、すごい問題ですよ。だから、この人を呼んでいるのは、私、何にも(根拠)なしにね、『森脇、こういう噂だから、あんたクビだよ』と言うことはできない。
今、ここでこういう話を聞いているから、森脇、私はこう言いますよ。『あんた、テリーさんがはっきり聞いているんだから、対立するなら慕ってる選手を連れていっても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい』と言いますよ。
 でも、(派閥の話を証言した)人が誰かを言えないなら、ちゃんとチェックしておいでと言いたい。岡田を降ろした問題だって、私はその方の前できちんとこの人(森脇氏)を呼んで全部、話しますもの」
 宮内氏は畳み掛ける。だが、その矛先は横にいる森脇氏に向けられているようにも思えた。
 まるで引責辞任を迫るような宮内氏の厳しい言葉に対し、真剣に派閥の存在を否定する森脇氏。


森脇を潰した宮内を絶対に許すな