【東尾修 視点】あり得ない!雄星が壊れる 最初から疑いの目
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/08/25/kiji/20170825s00001173074000c.html

投手出身の立場で言えば「あり得ない」というのが本音だ。試合の第1投。最初から「反則投球にとろう」と
いう疑いの目で球審が見ていなければとれないだろう。

前回登板後に審判部の回答は「審判ごとの判断」というものだった。それだけ感覚的な問題なのだ。
ならば、1球で判断するのではなく、注意などを経て判断すべきだろう。

西武・菊池はセットポジション時の両足の幅が広い。だから右足を上げた時に軸足の左足に体重移動をし、
その上でもう一度反動をつける形で投げる。そこが「2段モーション」に見えるのだが、春季キャンプ中から
審判と確認していたはずだ。菊池は今季21試合目の登板。

なぜ、この時期なのか。これまで何度、注意を与えてきたのだろうか。

その後の菊池は軸足に体重が乗らず、球威も出ず、打者相手に向かっていくどころではなくなった。
もはや審判個々の「感覚」に委ねては、菊池は壊れる。早急に反則投球とみなした経緯、そして菊池に
対しての「線引き」を西武、審判部双方で明確にすべきだ。
10月にはCS、日本シリーズも控えている。(スポニチ本紙評論家)