【カウントダウンの舞台裏】

 とりわけテレビ局関係者にとって「Xデー」、つまり優勝決定日がいつかというのは切実な問題だ。
自局が中継する試合に、ドンピシャで当たればもちろん視聴率はハネ上がるし、間際でも上昇は見込める。
そんな中、今回のソフトバンクの場合、全局に関係する案件があるという。
福岡のテレビ局関係者が「私たちの間では『加山雄三さん問題』というのがあって…」と声を潜めた。

 優勝が決まると、試合後、選手はビールかけの後で、各局の優勝特番の収録に臨むことになる。
10日現在、16日からのビジター西武3連戦での優勝決定をにらむ関係者が多いが、そこにあの若大将が関わってくると言うのだ。

 優勝特番にあたっては、本拠地なら球場内、敵地なら宿泊先ホテル内に、球団が収録用のスペースを設ける。
ソフトバンクの宿泊先ホテルでは、18日の夕方以降、加山雄三のディナーショーが予定されているのだ。
2時間のステージが第1、2部で計2回。この日に限っては、収録に利用しやすいスペースがドカンと押さえられている。
うまくやりくりして場所を確保しなければならない。致し方ないが、球団と各局にとって、使い勝手の未知数な部屋での収録になるかもしれない。