>>99
 −−毎年、新しいことを取り入れていた
 「そうですね、いろいろテーマを持っていて『今年は盗塁を多くするんだ』とか」

 −−今年に懸ける思いは、やはり違った
 「昨年は本人もかなり不甲斐ないと思っていたみたいで。けがをしていても(家族に)
言わないというか、よくよく聞くと実は…というのはよくある話なので、昨年もそうな
のかな、とか。ただ『今年はやってやる』と。正月に家族でお酒を飲んでいるときです
かね、そういうことを口にしたので、ちょっと期待していました」

 −−今年は顔に死球も受けた(5月24日の巨人戦で鼻骨骨折)
 「母はかなり心配していたみたいですが。父は『アレくらい大丈夫だ! 次の日、出
てくるよ』と言っていたそうです。そうしたら本当に出てきてくれました」

 −−さすが厳しいお父様で…。それでも、今までのけがとは違った
 「次の日も血が止まらなかったと言ってましたね。マスクしながらモノを詰めて、と
にかく血だけは出ないように」

 −−改めて、鳥谷選手はどんな存在ですか
 「言葉にするのは難しいですが、私もプロを目指してやっていましたので、ずっと兄
の大きい背中を追いかけて、頑張ってこられました。今も家族みんなの楽しみですし、
本当に家族を引っ張ってくれる、支えてくれる大きい存在です。両親は東京での試合や
甲子園と、しょっちゅう見に行っています。キャンプにも行ったり、楽しそうにやって
いますね」