DeNA不穏…ラミレス監督来季白紙

劇的な勝利とあって、試合後のラミレス監督は「投手陣が素晴らしい仕事をした。この3日間はハッピー」と3戦連続無失点の投手陣をたたえ、笑顔を見せた。

これで2位阪神とは8試合の直接対決を残し、3・5ゲーム差。逆転2位でのCS本拠地開催も現実味を帯びてきた。

だが、2年連続のCS進出へチームが一丸となっているかといえば、必ずしもそうではない。

ある球団関係者は「ラミレス監督にまだ内々でも続投のオファーが出ていない。ここからもしも4位になったらクビにするつもりなのか?」と、フロントに対する不満を漏らしつつ、2年契約最終年を迎えている指揮官を心配する。

実際、高田繁GM(72)は「ラミレス監督への続投要請? まだ何も決まっていない」と“白紙”を強調。
別のフロントに至っては「巨人の高橋監督もまだ続投とは出ていない。ウチよりもそっちの方が話題性が高いでしょ」と、今季は球団ワーストの大型連敗を記録するなど苦戦した巨人を引き合いに出しながら、続投要請をしないのが当然とばかりに開き直っている。

これまでもDeNAは続投要請をめぐり、ドタバタ劇を繰り返してきた。中畑清前監督の2年契約が満了となった13年は、10月に本人の辞意表明を翻意させ、1年契約を結んだ。
14年は続投要請のないまま最終戦を迎えたが、10月2日にようやく続投を要請。15年は首位ターンした7月の球宴期間中に異例の続投要請をしたが、大失速から中畑前監督が辞任する結果となった。とにかくタイミングが悪いのだ。

別の球団関係者は「監督の続投が早めに決まっていれば、若手にシーズン終盤のギリギリの戦いを経験させるなど来年を見据えた起用ができる。今のままだと目先の一戦にしか目を向けられない」と、指揮にも影響すると指摘する。

今季のラミレス監督は、シーズンの大半をAクラスの3位以上で居続けるなど、その戦いぶりにはケチのつけようがない。
一日も早く安心したいところだろうが…。

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